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OnePlusスマホに搭載のOxygen OSとは?AndroidやColorOSとの違い、特徴などを徹底解説

どうも、管理人です。

OxygenOS

今回は、OnePlusのスマートフォン・タブレットに搭載されている、OxygenOSを紹介します。
この他にも本ブログでは、OPPOのColorOSRealmeのRealme UIVivoのFuntouch OSやOriginOSを紹介しています。合わせて読んでみてください。

そもそもOnePlusとは

OnePlusとは、中国のスマートフォンメーカーで、2013年に設立されました。高性能でありながら手頃な価格のスマートフォンを提供していることで、人気があります。独自のOSやデザイン、コストパフォーマンスの良さが、世界的に評価されています。

OxygenOSとは

OxygenOS(読み方は「オキシジェンオーエス」)は、OnePlusが開発したAndroidベースの独自OSです。軽量かつシンプルなデザインと、高いカスタマイズ性が魅力で、ユーザーが自分好みに操作を最適化できる点が魅力です。また、ゲームモードやバッテリー最適化などの便利機能も備えています。

特徴、機能、Androidとの違い

カスタマイズ

OxygenOSは、純正Android以上に自由なカスタマイズができます。特に「テーマ」や「アイコンの形状」「通知スタイル」など細かいデザインを変更できるため、ユーザーは自分の好みに合わせた画面に設定することができます。システム全体のテーマ変更機能は、ユーザーにとって大きな利便性となり、画面の見た目を個性的に演出することが可能です。

ジェスチャー

OxygenOSでは、多様なジェスチャー機能が備わっており、例えば、画面オフの状態で特定のジェスチャーを行うとカメラを起動したり、アプリを呼び出したりすることができます。また、片手操作に便利な「スクリーンショットをスワイプで撮影」といった、シンプルで便利な操作も可能です。Googleの純正Androidにもジェスチャー機能がありますが、OxygenOSではカスタマイズ性や選択肢が豊富で、日常的な操作をよりスムーズに行えるよう設計されています。

マルチタスキング

OxygenOSでは、特定のアプリを常にRAMに残す機能が搭載されており、よく使うアプリを素早く開けるようにしています。これにより、アプリのロード時間が短縮され、複数のアプリをスムーズに切り替えることができます。特にゲームやSNSなど頻繁に使用するアプリをすばやく再開したい場合に重宝されており、ユーザーに快適な体験を提供しています。

ゲームモード

OxygenOSには「Fnaticモード」と呼ばれるゲーミング特化のモードがあり、ゲーム中の通知をブロックし、リソースを最適化してゲームに集中できる環境を提供します。この機能はバッテリー消費の管理や、通知の制限、CPUリソースの割り当てにより、特にオンラインゲームなどでの遅延を抑えることに役立っています。ゲーム好きなユーザーにとっては必須とも言える機能です。

スクリーン録画

OxygenOSでは、純正Androidになかったスクリーン録画機能が早くから標準搭載されており、簡単に画面を録画して保存できるため、特にゲームプレイのシェアやチュートリアルの作成に役立ちます。録画は内部音声も含めることができ、用途に応じてビデオの品質を調整できるため、視覚的に共有したいユーザーにとって便利な機能といえます。

ファイル管理

OxygenOSには標準のファイルマネージャーが搭載されており、ファイルを簡単に整理・検索することが可能です。また、暗号化されたファイルを隠してプライバシーを保護できる機能もあるため、セキュリティ面での安心感も提供されています。Googleの純正Androidでもファイル管理アプリは存在しますが、OxygenOSのファイルマネージャーは視覚的にわかりやすく、プライバシー機能が充実している点で優れています。

バッテリー

OxygenOSは、アプリのバックグラウンドでの動作を効率化し、バッテリーの消費を抑えるバッテリー最適化機能を提供しています。この機能は、端末の使用状況に基づいて不要なアプリを自動的に終了させ、バッテリーの持ちを改善します。特に長時間端末を使用する必要がある場合や、充電環境が限られている状況で役立ち、端末の使用可能時間を延ばす効果があります。

ColorOSとの違い

まず、ColorOSを知らないという方は、当ブログのこちらの記事をご覧ください。

そもそも、ColorOSを開発しているOPPOとOnePlusは、どちらも中国の大手家電メーカーBBKエレクトロニクス傘下のスマートフォンブランドなのですが、製品コンセプトが異なります。

OPPOは、カメラ機能やデザインに力を入れ、幅広い層をターゲットにした製品が多く、初心者や一般ユーザーにも使いやすいのが特徴です。また、ColorOSを搭載し、視覚的な華やかさと多機能性を備えており、例えば、より高速なファイル共有に使える「OPPO Share」はOxygenOSにはありません。

一方、OnePlusは、技術に精通したユーザー向けに性能重視のスマートフォンを提供しており、OxygenOSの軽量でカスタマイズ性の高い操作性が人気です。ただ、OxygenOSも近年ではかなりColorOSに近くなってきています。

まとめ

OxygenOSは、多機能でカスタマイズ性が高く、ユーザーの使いやすさを重視した設計が特徴です。特にゲームプレイの強化や、バッテリー管理の最適化、ジェスチャーによるスムーズな操作性など、日常の利便性が向上する要素が多く取り入れられています。
今回はここまでです。